【野球】2023 千葉ロッテマリーンズ 戦力分析 開幕戦のスタメンは? 先発ローテーションは? 徹底予想 

2022シーズンは、143試合69勝73敗1分、リーグ5位に終わってしまった千葉ロッテマリーンズ。2018年から5年間監督を務めていた井口資仁氏が退任。2020年と2021年は、2年連続で2位に終わり、優勝には手が届かなかった。井口監督が残した財産は大きい。ドラフト1位のくじ引きを何度も引き当てて、藤原恭太選手や佐々木朗希投手など球団の人気選手を獲得している。

2023シーズンからは、前年までピッチングコーディネーターを務めていた吉井理人氏が監督に就任。日本ハム時代は、大谷翔平選手の指導、ロッテ時代は、佐々木投手の指導を行ってきた。球団内の状況を知る吉井氏が監督に就任するのは大きいだろう。吉井監督は、記者会見で「勝ちにこだわったプレーができる選手に、みんなを育てていきたいと考えています」と意気込みを語りました。

吉井新監督の就任に補強で後押ししたかったがFA市場に参戦するも獲得に失敗。外国人は、長年に渡りチームを支えてきたマーティン選手とレアード選手が退団。シーズン途中に加入したオスナ投手も退団するなど外国人の総入れ替えが行われる。新外国人として、投手陣はルイス・ペルドモ投手、巨人でプレーしていたメルセデス投手を獲得している。打線は、こちらも巨人で活躍したポランコ選手を獲得したが戦力補強は寂しい。吉井監督が投手出身であるため投手中心のチーム構成になるか。

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この記事では以下のことをまとめています。

・2023 千葉ロッテマリーンズ開幕スタメン予想

・2023 千葉ロッテマリーンズ先発ローテーション

・投手陣の戦略分析

・野手陣の戦略分析

目次

・2023 千葉ロッテマリーンズ戦力分析

2005年以来の優勝を目指す千葉ロッテ。FA市場では日本ハムから宣言した近藤健介選手の獲得に失敗。メジャー帰りの有原航平投手の獲得も叶わなかった。今シーズンも外国人頼りになるのか。戦略分析していきたい。

チーム打率は、2割3分1厘でリーグ5位、97本塁打もリーグ5位それでも得点数はリーグ3位の501得点。この得点数をカバーしているのは、リーグ1位の132盗塁。この機動力は2023シーズンも使いたいところ。チームの打撃力アップのため巨人で活躍したポランコを獲得。2022シーズン、138試合に出場、打率2割4分、24本塁打、58打点をマークしている。チーム内のトップの本塁打は、山口航輝選手の16本塁打と寂しい状態。打率が低いとはいえ、長打力のあるポランコの獲得は、チームの向上に繋がるだろう。そんな中で髙部瑛斗選手のブレイクが大きい。2022シーズンは盗塁王を獲得。44盗塁はロッテの新たなリードオフマンの誕生だろう。中村奨吾選手、安田尚憲選手、佐藤都志也選手、山口航輝選手を中心に打線を組んでいきたい。

投手陣に目を向けると、佐々木朗希投手、美馬学投手、石川歩投手を軸に考えたい。メジャー通算23勝を挙げているルイス・ペルドモ投手、巨人でプレーしたC.Cメルセデス投手、ルイス・カスティーヨ選手も獲得している。守護神候補であったオスナ投手の退団により、新たな守護神も必要。益田直也投手が筆頭であるが吉井監督は、全体を観てからとまだ決めていない。チーム防御率は、3.39でリーグ4位、失点数は、536とリーグワースト。投手陣の立て直しも急務だ。

2023 千葉ロッテマリーンズ開幕スタメン予想

2023開幕スタメン予想

1番(左)荻野貴司

2番(二)中村奨吾

3番(右)山口航輝

4番(DH)ポランコ

5番(一)井上晴哉

6番(中)藤原恭大

7番(三)安田尚憲

8番(遊)藤岡裕大

9番(捕)松川虎生

P 小島和哉

オープン戦16試合7勝7敗2分の7位でフィニッシュした千葉ロッテ。オープン戦打率3割をマークした荻野選手は好調をキープ。オープン戦の得点数42は12球団ワーストタイ。ドラフト1位戦士である安田選手、藤原選手が成長できるかがカギ。巨人で活躍したポランコ選手がどれだけチームの打撃を補うことができるのかにも注目したい。

開幕投手は佐々木投手がWBCの影響により、小島投手が務める。オープン戦3試合に登板して防御率1.26を記録している。

・2023 千葉ロッテマリーンズ開幕スタメン予想 2023/1/23

2023開幕スタメン予想

1番(左)荻野貴司

2番(中)髙部瑛斗

3番(二)中村奨吾

4番(三)安田尚憲

5番(一)井上晴哉

6番(右)山口航輝

7番(DH)ポランコ

8番(遊)茶谷健太

9番(捕)松川虎生

◆キャッチャー

◎松川虎生
○佐藤都志也

高卒ルーキーではNPB史上3人目に開幕スタメンマスクをかぶった松川虎生。4月10日には、佐々木朗希投手の完全試合達成が記憶に新しいところ。76試合に出場して、打率1割7分6厘、0本塁打、14打点を記録しました。高卒2年目野手では、清原和博氏を超え、史上最高額となる2400万円と大幅アップを勝ち取った。現状に満足いかない松川選手は「まだまだ信頼されていないなと感じた」と、悔しいさを滲ませた。

佐藤都志也選手は、自己ベストになる118試合に出場、打率2割1分4厘、8本塁打、31打点をマーク。規定打席には届かなかったが順調に成長してきた。2023シーズンは、正捕手争いをしながらファースト、サード、外野も視野に入れている。

◆ファースト

◎井上晴哉
○佐藤都志也

2021年オフに行った右手首の手術の影響によりシーズン序盤はリハビリに専念。7月に1軍に復帰して60試合に出場、打率2割4分6厘、7本塁打、34打点を記録した。ここ2年は不本意なシーズンを送っているがまだ体は衰えていない。目指すは、自己最多の24本塁打を超えるホームラン。

◆セカンド

◎中村奨吾

「全てにおいてキャリアハイを目指す」と公言する中村奨吾選手。FA宣言も噂されたが4年の長期契約を結んだ。ロッテに恩返しがしたいと熱い思いを語った。2022シーズン、138試合出場、打率2割5分7厘、12本塁打、68打点をマークした。球団からは、チームを引っ張れと期待される中村選手。

プロ2年目のシーズンは1軍で68試合に出場して、プロ初本塁打を放つなど打率1割9厘、1本塁打、4打点をマークした。ショートでレギュラーを狙うも中村選手に何かあれば

◆サード

◎安田尚憲
○池田来翔

2022シーズン、119試合に出場して打率2割6分3厘、9本塁打、47打点を記録した。自己ベストの出場試合数を記録したが本塁打はもの足りない。吉井監督からは、「25本塁打は打ってくれ」と葉っぱをかけられた。打たなければファームに行かせることも公言している。サードのポジションで全試合に出場してタイトルも狙いたい。

即戦力選手として期待された池田来翔選手。池田選手のプロ1年目は22打数2安打と結果を残せなかった。セカンドとサードでレギュラー獲りを狙う。

◆ショート

藤岡裕大
茶谷健太
小川龍成
友杉篤輝
平沢大河

2021年はレギュラーとして規定打席に到達した藤岡裕大選手。しかし2022シーズンは、右脇腹の骨折によりシーズンを棒に振った。巻き返しを誓う今シーズン。球団からは「全試合出場」を期待される。ショートレギュラーの最有力候補だ。

激戦のショートのポジション。57試合に出場して自己ベストを記録した茶谷健太選手。6月から1軍に昇格すると起用が増え始め、打率2割4分8厘、1本塁打、9打点を記録した。「すごくいい1年になった」と、充実した1年を過ごした。新のレギュラーを目指す。

プロ2年目のシーズンは1軍で68試合に出場して、プロ初本塁打を放つなど打率1割9厘、1本塁打、4打点をマークした小川龍成選手も虎視淡々と狙う。

期待の即戦力ルーキーとして評価の高い友杉篤輝選手。俊足巧打の内野手。ドラゴンズの立浪和義監督も惚れ込んだ逸材。激戦のショートのポジションに割って入り込む。

やはりショートで勝負したいと意気込むのが平沢大河選手。2015年のドラフト1位で期待されるもレギュラーを取れずにいる。サード、セカンド、外野と様々なポジションを守ってきたが2023シーズンはショートで勝負する。

◆レフト

◎荻野貴司
○角中勝也

プロ13年目の2022シーズンは、コロナの影響や脇腹痛で出遅れた。それでも89試合に出場して打率3割1分、5本塁打、27打点をマークしている。2021シーズンは143試合に出場して最多安打、盗塁王のタイトルも獲得している。まだ老け込む年齢ではない。髙部瑛斗選手と共に快足1、2番コンビで塁上から駆け回す。

春先の怪我により、53試合の出場に終わった角中勝也選手も開幕スタメンを狙う。

◆センター

◎髙部瑛斗
○藤原恭大

プロ3年目の2022シーズンは、センターのレギュラーに定着して打率2割7分4厘で初めて規制打席到達した。44盗塁に獲得してゴールデングラブ賞に輝いた。2年連続で盗塁王を狙う。

1軍定着できず、コンデション不良で結果を残せなかった藤原恭大選手。ドラフト1位選手として期待されていたがここまで結果を残せていない。プロ5年目結果を残すしかない。

◆ライト

◎山口航輝

チームトップの16本塁打をマークした山口航輝選手。自己最多の102試合に出場して充実したシーズンを送った。チームに欠かせない長打力を武器に得点圏での打率を上げていきたい。

◆DH

ポランコ

巨人でプレーしていたポランコ選手を獲得。DHでの起用が濃厚だ。

・2023 千葉ロッテマリーンズ 先発ローテーション、投手戦力

◆予想先発ローテーション

1 佐々木朗希
2 美馬学
3 石川歩
4 小島和哉

候補 ルイス・ペルドモ、C.Cメルセデス、本前郁也、二木康太、鈴木昭汰、菊地吏玖

2022シーズン、美馬学投手が唯一の二桁勝利の10勝をマーク。36歳だがまだまだやれる。9勝を挙げた佐々木朗希もさらなる高みを目指す。石川歩投手は20試合に登板、7勝7敗と2023シーズンは貯金を作りたい。小島和哉投手は、3勝11敗と負け越してはいるが打線の援護があればこんなに負け越してはいないだろう。ローテーションの候補を見てもの4枚は確定か。メジャー通算23勝のルイス・ペルドモ投手にも期待したい。吉井監督は起用法について見てから考えたいとコメントしているが先発での起用が有力か。

◆リリーフ陣

東條大樹
益田直也
小野郁
西野勇士
廣畑 敦也
ルイス・カスティーヨ

守護神は益田直也投手になるのではないかとコメントを出している吉井監督。益田投手は52試合に登板して、1勝2敗8ホールド25セーブを記録しています。2021年のセーブ王に守護神を託したい考え。安定感抜群の小野郁投手、西野勇士投手、東條大樹投手は頼もしい存在。小野投手は、44試合に登板して防御率1.99。西野投手は37試合に登板して防御率1.73。東條投手は59試合に登板して防御率2.08をマークしている。これだけの投手防御率を残しながらチーム防御率が悪い。ビハインドの場面での失点も大きく影響しているんだろう。追う展開での失点を最小限に防げば、逆転の勝利も見えてくる。打線の援護を待ちながらリリーフ陣が踏ん張りたい。

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