【野球】2023 横浜DeNAベイスターズ 戦力分析 開幕戦のスタメンは? 先発ローテーションは? 徹底予想 

2022シーズン2位で終わった横浜DeNAベイスターズ。三浦大輔監督を迎えて挑んだ2年目のシーズンは、最下位からジャンプアップの2位でフィニッシュ。しかし首位ヤクルトとは8ゲーム差と離されてしまいました。73勝68敗2分の成績に終わっています。

首位ヤクルトとの直接対決は、25試合9勝16敗と大きく負け越している。

やはり、オースティン選手の不在が響いたか。開幕直前に右肘の痛みから離脱して、手術のため帰国。リハビリを経て6月に復帰したが肘の違和感は消えず、ほとんどが代打でのみの出場に終わり、満足いく結果は残せなかった。4番オースティン を欠いた結果、理想のオーダーは組めず得点力不足に泣いた。

1998年優勝から遠ざかるDeNA。三浦監督も勝負の3年目。

オースティン選手がオフにまたして手術のため不透明。そのため新外国人としてマイナーリーグ76発のアンバギー選手を獲得した。両翼守れると噂されるアンバギー選手の獲得。

トレードでは、ドラゴンズから京田陽太選手を獲得して森敬斗選手との熾烈なレギュラー争いを繰り広げる。加えてドラフト会議では、守備に定評のある駒澤大学の林琢真選手を獲得。

投手陣としては、ダイヤモンドバックスのウェンデルケン投手を獲得。最速156キロの豪腕でリリーフとして起用の見込み。ドラフト会議では、吉野光樹投手や橋本達弥投手の即戦力投手を獲得している。

この記事では以下のことをまとめています。

・2023 横浜DeNAベイスターズ開幕スタメン予想

・2023 横浜DeNAベイスターズ先発ローテーション

・投手陣の戦略分析

・野手陣の戦略分析

目次

2023 横浜DeNAベイスターズ戦略分析

FAで嶺井博希選手がソフトバンクへ移籍。人的補償ではないCランクのためソフトバンクからの選手獲得はなし。キャッチャーとしては、伊藤光選手と戸柱恭孝選手を併用する。もしくは、ドラフト1位で獲得した、松尾汐恩選手の起用があるかもしれない。

2022シーズン、チーム打率は251でリーグ2位、本塁打も117本でリーグ3位だが、得点は497点でリーグ4位。援護率がリーグ5位の3.58と効率良く得点を取れていない。2点、3点取れる場面での1点しか取れない打撃陣の改善が必要。

オースティンが手術により開幕は絶望。その穴埋めとして獲得した、アンバギー選手は未知数だが大田泰示選手、楠本泰史選手との争いか。

やはり得点圏での打撃をどのように改善するか。佐野恵太選手、牧秀悟選手、宮﨑敏郎、ソトがどれだけ打てるかが鍵になるだろう。

内野手ではショートの熾烈な争い。駒澤大学の守備に定評のある林琢真選手を獲得。本職はセカンドだがフロントは、ショートも可能と判断。森敬斗選手、大和選手、柴田竜拓選手との激しい争いが予想されていたが、そこへドラゴンズから京田陽太選手を獲得。DeNAが欲しがっていたと立浪監督が明かしていたようにそれだけショートを固定したいのだろう。ソト選手の調子によっては、牧選手をファーストに回して、この5人の中から二遊間を組む可能性もある。

投手陣に目を向けると、チーム防御率は3.28でリーグ3位、先発防御率3.58(リーグ3位)、リリーフ防御率3.31(リーグ4位)と飛び抜けて良い数字でない。しかしリリーフ陣に関しては、僅差の場面で出てくる投手は良い人材が揃っている。悪い数字になるのは、敗戦処理の投手の影響か。リリーフ陣の補強としてウェンデルケン投手を獲得している。

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2023 横浜DeNAベイスターズ開幕スタメン 最新版 2023/3/31

1番(左)佐野恵太
2番(三)林琢磨
3番(右)楠本泰示
4番(二)牧秀悟
5番(中)神里和毅
6番(一)ソト
7番(捕)戸柱恭孝
8番(遊)森敬斗
9番(投)石田健太

オープン戦19試合6勝13敗で11位に沈んだDeNAベイスターズ。オープン戦は結果が出なかったが優勝候補と予想する評論家も多い。開幕戦で対戦する阪神の岡田監督も「今年解説していれば優勝予想はDeNA」と評価。バランスの取れた投打が噛み合えば悲願の優勝に近づく。

WBCに出場した牧選手が順調にチームに合流。WBCでも好調を見せており、打線のキーとなるだろう。三浦監督は開幕スタメンについて1番の佐野選手と4番の牧選手以外はきまっていないと明かしている。予想としては阪神の青柳投手を想定して左打者中心で打線を組む。注目したいのがルーキーの林選手。オープン戦は17試合に出場、打率2割9分6厘、リーグ3位の数字をマークした。ショート、サードを守るなどユーティリティプレイヤーとしても魅力。投手陣は万全なだけに打線の奮起が優勝への道となる。

2023 横浜DeNAベイスターズ開幕スタメン予想 2023/1/3

2023年開幕スタメン

1番(中)桑原将志
2番(右)太田泰示
3番(左)佐野恵太
4番(二)牧秀悟
5番(三)宮﨑敏郎
6番(一)ソト
7番(捕)伊藤光or戸柱恭孝
8番(遊)京田陽太or森敬斗
9番(投)大貫晋一

◆キャッチャー

伊藤光
戸柱恭孝
▲松尾汐恩

FAで嶺井選手がソフトバンクへ移籍。2022シーズンは74試合にスタメンで出場した主力の捕手の退団は痛手。伊藤選手と戸柱選手の争いとなる。毎年の怪我に悩まされる伊藤選手も4年契約の最終年。2022シーズンはコロナの影響もあり、スタメンマスクは25試合に終わった。伊藤選手は「怪我がなければまだできると意欲を見せる。

伊藤選手より多くのスタメンマスク32試合をかぶった戸柱選手。「もう一回中心で試合に出る」とこちらもレギュラー奪取へ意欲。ルーキーの松尾選手は、まずは体づくりかもしれないが場合によっては、いきなりのデビューもあるかもしれない。

◆ファースト

◎ソト
○佐野恵太
▲牧秀悟

コロナで2022シーズン出遅れたソト選手だが、打率266、17本塁打、49打点をマークした。1年通してプレーすればまだまだできるだろう。オプションとしては佐野選手や牧選手のファーストもあるかもしれないが基本路線はソト選手が1年間プレーしてもらいたい。三浦監督は、7番にしたいと2022シーズンの構想を明かしていたため2023年も7番で起用か。

◆セカンド

◎牧秀悟
○林琢真
▲大和

出場135試合全て4番を任せれ、打率291、24本塁打、87打点とチームを牽引した牧選手。プロ2年目のシーズンを終えて1億円プレイヤーの仲間入りを果たした。2023シーズンも4番としてチームを牽引する。ドラフト3位で獲得した林選手は基本セカンドを大学時代守っていたが球団はショートもできると判断。

牧選手がファーストに回る可能性もあり、二遊間どちらでも勝負できるように準備する。実績のある大和選手も黙っていない。ユーティリティーさを生かして出番を伺う。

◆サード

◎宮﨑敏郎
○蝦名達夫

122試合に出場してリーグ4位の打率300をマークした宮﨑選手。怪我で開幕直後は離脱したものの16本塁打、50打点をマークしている。優勝にこだわりを見せる宮﨑選手は、2022シーズンは「悔しいシーズンだった」と振り返った。ヤクルトの3連覇阻止へベテランの意地を見せる。

三浦監督は、選手に複数ポジションを任せる構想を立てており、シーズン途中にも蝦名選手のサードを練習する姿が見られた。抜群の身体能力から走攻守全てが揃う逸材。レギュラーを狙うため大学時代に慣れ親しんだ内野にも挑戦する。

◆ショート

◎京田陽太
◯森敬斗
▲大和
△柴田竜拓

ドラゴンズのレギュラーを張っていた、京田陽太選手の獲得により、熾烈なレギュラー争いが予想されるショートのポジション。我慢して起用するかと思われた森選手へもう一皮剥けて欲しいと首脳陣からのエールか。京田選手も心機一転で意欲を見せる。打撃陣はドラゴンズよりも揃っており、安定した守備を取り戻せば一気にレギュラーを奪うとる。

森選手も黙ってはいられない。徐々に試合数を増やしていき2022シーズンは、61試合に出場。プロ初本塁打もマークしたがレギュラーを任せられるまでにはいかなかった。大和選手や柴田選手らも含めたショートのレギュラー争いに注目したい。

◆レフト

◎佐野恵太
◯神里和毅

2022シーズンは、最多安打、ベストナインのタイトルを獲得した佐野選手。打率もリーグ3位の306、キャリアハイの22本塁打をマークして充実した1年となった。「もう一度首位打者のタイトルを取りたい」と意欲を見せる。右肘の手術明けだが本人はキャンプに間に合うと報告。引き続きキャプテンを継続して優勝を狙う。

先発出場、18試合、打率189に終わった神里選手も外野の一角を狙う。

◆センター

◎桑原将志
○関根大気

2021シーズンでは打率310をマークしてリードオフマンとして働きを見せた桑原選手でしたが、2022シーズンは、打率257に終わり下位打線を打つ試合もあった。それでも失策は130試合で0と守備では抜群の安定感を見せた。2023シーズンは1年を通して1番を務めていきたい。

2022シーズンを「良いシーズンだった」と評価された関根選手。自己最多の104試合に出場して走塁や小技でチームに貢献した。オフシーズンは、3年ぶりにメキシコのウインターリーグに参加。外野のどこでも行けるように準備をしてレギュラーをつかむ。

◆ライト

◎太田泰示
○楠本泰史
▲アンバギー
★オースティン

オースティン選手の不在により、ショートと同じぐらい熾烈なレギュラー争いが繰り広げられるライトのポジション。1番手は太田選手。ノーテンダーによる衝撃の移籍から1年、複雑な想いがある中、難しいシーズンだった。野球ができる喜びを知った太田選手は気持ちもすっきりした模様。2023シーズンは、本来の太田選手のプレーが見られるか。

三浦監督が成長したと評価した、楠本選手。自己最多の94試合、打率252、6本塁打、26打点をマーク。球団からは「オースティンがいなくても大丈夫と思わせるぐらい頑張ってくれ」と期待されている。規定打席を目指してライトのポジションを奪い取る。

新外国人のアンバギー選手だが年俸3500万円と格安の補強。活躍できるかできないかは、やってみなければわからない。球団は、オースティンの代役と期待を寄せている。

2023 横浜DeNAベイスターズ先発ローテーション

◆予想先発ローテーション

1 大貫晋一
2 今永昇太
3 濵口遥大
4 石田健大

候補、ガゼルマン、上茶谷大河、東克樹、坂本裕哉、京山将弥、小園健太、徳山壮磨、吉野光樹

2022シーズンは大貫投手、今永投手が二桁勝利をマーク。続く濵口投手と石田投手までが貯金を作っている。この4人にはしっかり先発ローテーションの柱として回ってもらいたい。5番手、6番手は熾烈な争いが繰り広げられる。ドラフト1位である東投手、上茶谷投手、小園投手がどれだけ入ってこられるのかに注目したい。2022シーズン途中に加入したガゼルマンを含めた争いになる。

◆リリーフ陣

伊勢大夢
エスコバー
入江大生
山﨑康晃
平田真吾
田中健二朗
ウェンデルケン
橋本達弥
三嶋一輝

メジャーへに移籍が濃厚だった山﨑投手の残留は大きいだろう。守護神の座がいるといないとでは全く違う。冒頭でも触れた通り、勝ちパターンのリリーフ陣の数字は悪くはない。しかし伊勢投手やエスコバー投手は2022シーズン70試合以上登板しており、疲労が心配。入江投手も山﨑投手から守護神を奪う意欲を見せるなど、若手がもう一皮剥ければさらに厚みが増す。ビハインドでの登板するリリーフ陣を整備して、2023シーズンは打線の援護を期待したい。

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