【野球】2023 阪神タイガース戦力分析 開幕戦のスタメンは? 先発ローテーションは? 徹底予想 

2022シーズン3位で終わった阪神タイガース。矢野監督がキャンプイン前に退任を発表したことも話題となりました。開幕直後は、9連敗をしてしまう苦しいスタート。4月を9勝20敗に終えてしまったが、交流戦から徐々に巻き返していき終わってみれば、143試合68勝71敗4分とクライマックスシリーズ進出を果たした。

2023シーズン、18年ぶりのリーグ制覇へ球団は、岡田彰布氏へ2度目の監督就任を依頼。ドラフト1位では即戦力の外野手、中央大の森下翔太を獲得。新外国人は、1億8000万円でメジャーでもプレイ経験があるシェルドン・ノイジーとマイナーリーグ通算140発のヨハン・ミエセスに期待。投手陣は、ジェレミー・ビースト投手とブライアン・ケラー投手も補強しています。

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この記事では以下のことをまとめています。

・2023阪神タイガース開幕スタメン予想

・2023阪神タイガース先発ローテーション

・投手陣の戦略分析

・野手陣の戦略分析

目次

・2023 阪神タイガース戦略分析

2022シーズン、セ・リーグ唯一の防御率2点台を記録。失点数も唯一の400点台を記録しており、投手陣は安定の数字を残しています。問題は打者陣、リーグ5位のチーム打率:243、なんと言っても長打率:337とリーグワーストを記録しているのです。加えて本塁打84本でリーグ5位。二塁打も152本と、リーグワーストを記録しています。こういった点から打者の補強が重点課題とされており、ドラフト1位で即戦力の森下選手を獲得できたのは大きかったのではないでしょうか。

岡田監督は、大山悠輔選手と佐藤輝明選手をクリーンラップの軸にすると公言。あと1枚席が空いていると森下選手に言うほど期待しています。活躍してもらわなけれいけないのがノイジー選手とミエセス選手です。近年野手の外国人は期待に応えることができていないため、この二人がチームにフィットすれば優勝も狙えるのではないでしょうか。また岡田監督は、中野拓夢選手をセカンドへコンバートする構想があることをインタビューで語っていました。ショート争いにも注目です。

投手陣に目を向けると、西勇輝投手、岩崎優投手、岩貞祐太投手のFAトリオが残留を表明したことが1番の補強。藤浪晋太郎投手がメジャーへ移籍したが近年の成績を見ると、そこまで痛手ではないだろう。青柳投手、西投手を軸に藤浪投手の代わりに先発ローテーションに入る若手投手に期待したい。リリーフ陣は岩崎投手が守護神、8回を湯浅京己投手投手が務める。岩貞投手、浜地真澄投手、ケラー投手、加治屋蓮投手など数はいるが2022シーズンはリリーフ陣で勝ちより負けが多い。接戦の試合が多く、エラーによる負けの試合も多い。岡田監督が作ったJFKのような鉄壁の勝ちパターンを確立したい。

2023阪神タイガース開幕スタメン予想 2022/3/28

2023開幕スタメン予想

1番(中)近本光司
2番(二)中野拓夢
3番(左)ノイジー
4番(一)大山悠輔
5番(三)佐藤輝明
6番(右)森下翔太
7番(捕)梅野隆太郎 
8番(遊)小幡竜平 
9番(投)青柳晃洋

オープン戦17試合8勝9敗で終えた阪神タイガース。15年ぶりに復帰した岡田監督の手腕に注目したい。中野選手のセカンドへのコンバートでショート争いに注目が集まったが小幡選手で決まりそうだ。小幡選手はオープン戦を打率2割7分、3打点をマーク。守備の面でも岡田監督から合格を勝ち取った。

もう一人注目したいのがドラフト1位ルーキーである森下選手。打率3割1分4厘、3本塁打、8打点をマーク。どの部門もチームトップの成績。新人王も見えてくるか。オープン戦不調で心配される佐藤選手と大山選手の復調は優勝に不可欠。

開幕投手は青柳投手が有力。オープン戦2勝1敗、防御率2.81の成績を残しています。
鉄壁の投手陣なだけに打撃陣がどれだけ奮起するのかが優勝へのカギとなる。

・2023阪神タイガース開幕スタメン予想 2022/12/23

2023開幕スタメン予想

1番(中)近本光司
2番(二)中野拓夢
3番(左)ノイジー
4番(一)大山悠輔
5番(三)佐藤輝明
6番(右)森下翔太
7番(遊)小幡竜平 木浪聖也
8番(捕)梅野隆太郎
9番(投)青柳晃洋

12/18時点での開幕スタメン候補はこのメンバーだろう。
ポジションごとに見ていきたい。

◆キャッチャー

◎梅野隆太郎
○坂本誠志郎
▲長坂 拳弥

2022シーズンは、梅野選手、坂本選手、長坂選手の併用起用。梅野選手は、先発マスク80試合に終わった。岡田監督は梅野選手を正捕手に指名。梅野選手も優勝すればベストナインもゴールデングラブ賞もついてくるとモチベーションも上がっている。野手最年長としてチームを引っ張る。

バックアップとして坂本選手、長坂選手が有力だがどちらも中堅選手。若手の台頭が欲しい。

◆ファースト

◎大山悠輔
○原口文仁

岡田監督は、大山選手のポジションをファーストに固定すると公言。膝の怪我を考慮しながら守備位置を心配せず、打撃に専念させる。2022シーズンは自己ベストの87打点をマーク。チームの主砲として全試合出場を目指したい。

原口選手は、主に代打起用だが大山選手固定により、外野を守る可能性もある。僅か33試合の出場に悔やんだ2022シーズン。原口選手の持ち前の長打力に期待したい。

◆セカンド

◎中野拓夢
○渡邉諒
▲糸原 健斗
△山本 泰寛

岡田新監督は、2022シーズン135試合に出場した中野選手をセカンドへのコンバートを示唆。中野選手は、出塁率が3割ないことから1番は任せない方針。セカンドを打順の2番に当てたい構想も明かしています。中野選手は肩が強くない、守備位置が浅いためセカンドの方がいいのではないかと考えているのです。

セカンドの候補としては渡邉選手を日本ハムから獲得。糸原選手や山本選手もセカンドのレギュラーを狙う。

◆サード

◎佐藤輝明
○糸原健斗

2022シーズン143試合、全試合に出場した佐藤選手。岡田監督は、佐藤選手をサードに固定することを公言。秋季キャンプでは、打撃改造に取り組む佐藤選手の指導に入った。岡田監督は佐藤選手にインコース の捌き方を課題として挙げています。しかし秋季キャンプで佐藤選手の動きを見た岡田監督は、「サード固定しようと思ったけど、ないかもな」と佐藤選手のサード固定を白紙としました。

2番手として糸原選手がスタンバイしているが佐藤選手と比べると打撃は圧倒的に落ちてしまう。春季キャンプで佐藤選手がどれだけ仕上げてくるのかに注目した。

◆ショート

小幡竜平
木浪聖也

守備を重視したいという岡田監督の構想から、中野選手をセカンドへ移動させてまでショートには小幡選手を起用していく方針。フェニックスリーグ でショートを守っていた小幡選手が有力。岡田監督も肩の強さを評価している。打たなくても良いから守備重視。プロ5年目の2023シーズン、レギュラーを掴みとる。

秋季キャンプで評価を上げたのが木浪選手。岡田監督がキャンプを見守る中、「思っている以上に肩が強い、再発見」と、評価。木浪選手は、中野選手の台頭により出番を失ったがその中野選手がセカンドへのコンバートが濃厚。小幡選手との熾烈なショート争いに注目したい。

◆レフト

◎ノイジー
○ミエセス

3番を外国人に任せたいと考えている岡田監督。2022シーズン、ノイジー選手はメジャー89試合に出場。打率:214、4本塁打、26打点をマーク。マイナーリーグでは、25試合に出場と少ないが打率:398、5本塁打、20打点をマークしている。岡田監督はノイジーに、阪神で活躍したシーツ選手のような働きを期待している。ホームランではなく、右にも打てる繋ぎ役。繋ぎの3番バッターで大山選手、佐藤選手に繋げたい。岡田監督はノイジー選手について「確実性がある」と評価。

本命は、ノイジー選手であるがミエセス選手にも期待。岡田監督は、「巨人のウォーカーぐらい可能性を秘めた選手」と、期待を寄せる。外国人選手のレフト争いにも注目したい。

◆センター

◎近本光司

不動のセンターとしてチームを引っ張る近本選手。岡田監督は、近本選手の出塁率と足を評価。1番を任せる見込み。盗塁のサインについては「とにかく走れ」と近本に判断を託す。2022シーズン2年ぶり3度目の盗塁王に輝いた近本選手。加えて、2年連続のゴールデングラブ賞、ベストナインにも選ばれた。2023シーズンも選手会長としてチームを牽引する。

岡田監督が解説者時代に評価していたのが高山選手。秋季キャンプでは「今まで何をしてたんかな。全然悪くないよ」と復活を期待している。来シーズンへ正念場

◆ライト

◎森下翔太
○井上広大
▲高山俊
△前川右京

激戦区のライトのポジション。一番手の評価は即戦力期待のスラッガーの森下選手。背番号1を球団が与えたのも期待するからこそ。岡田監督も「力があれば使う」と公言。ドラゴンズの立浪監督も欲しがっていた逸材。ライトのポジションは現状横一線。だからこそドラフト会議で即戦力の森下選手を指名したのだろう。本人の目標である「新人王へ」キャンプからアピールしたい。

スラッガー候補として期待される井上選手。2022シーズン、ウエスタンリーグでは打率:222、11本塁打、70打点をマークしたが1軍出場は僅か2試合に終わった。しかし岡田監督はファニックスリーグから変化してきたと井上選手のバッティングを評価。確実性を身につけて一気にレギュラーを狙う。

岡田監督が解説者時代に評価していたのが高山選手。秋季キャンプでは「今まで何をしてたんかな。全然悪くないよ」と復活を期待している。来シーズンが正念場。

怪我をしてしまい1軍デビューがお預けとなった前川選手も「良いスイングをしている」と評価。

・2023阪神タイガース先発ローテーション

◆予想先発ローテーション

1青柳晃洋
2西勇輝
3伊藤将
4西純矢

候補 才木浩人 ブライアン・ケラー 大竹耕太郎 門別啓人

2桁勝利が3人欲しいと公言する岡田監督。2022シーズン、最多勝、最優秀防御率、最高勝率のタイトルを獲得した青柳投手が軸。西勇輝投手がFAせずに残留したのも大きい。2年連続で先発ローテーションを回ることができた伊藤投手にも期待したい。プロ4年目を迎える西純也投手は、2022シーズン6勝を上げた期待の逸材。1年通して先発ローテーションを回れるかどうか。2019年のドラフト1位選手の飛躍を期待したい。この辺りが先発ローテーション確定か。

候補としてはトミージョン手術から復活して4勝を挙げた才木投手。現役ドラフトで獲得した大竹投手や新人の門別投手も先発ローテーションを狙う。

「右投手は打ちづらいのでは」と岡田監督が評価した、ケラー投手にも注目。

岡田監督は先発投手に関しては心配していないとコメント。

◆リリーフ陣

岩崎優
湯浅京己
岩貞祐太
浜地真澄
カイル・ケラー
加治屋蓮
ジェレミー・ビースト

リリーフ陣が不安要素と話した岡田監督。練習による投げ込みが少ないと指摘。固定ではなくその状況に応じた起用法になると話した。それでも守護神候補は湯浅投手だろう。2022シーズンは59試合登板して45ホールドをマーク。湯浅投手自身も「クローザーということになれば、セーブ王を取りたい」とコメント。浜地投手、岩崎投手と3 人が安定すれば勝利の方程式が完成する。

そこに岩貞投手、ケラー投手、加治屋投手、年俸約1億円で獲得した新外国人のビースト投手も割って入れるかどうか。投げ込みは少ないと嘆く岡田監督がどのような采配をするのか注目したい。

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