【野球】2023 楽天イーグルス 戦力分析 開幕戦のスタメンは? 先発ローテーションは? 徹底予想 

2022シーズン、69勝71敗3分で4位に終わってしまった楽天イーグルス。2年ぶりのBクラスとなった。3・4月は16勝6敗1分と好スタートをきったが後半戦に失速。シーズン最大あった貯金18は終わってみれば借金2にとなってしまいました。石井一久監督が就任して、3位、4位と順位を落としてきている。勝負の3年目、2013年以来のリーグ優勝へチーム一丸となって戦い抜く。

2023シーズンに向けて、田中将大投手が推定年俸9億円から大幅ダウンの4億7500万円で残留。浅村栄斗選手も4年契約20億円で残留した。補強としてはトレードでドラゴンズから阿部寿樹選手を獲得。外国人選手は、メジャー通算58試合に登板した経験のあるバニュエロス投手を獲得、野手では、メジャー通算130発のマイケル・フランコ選手を獲得している。ドラフト会議では、即戦力荘司康誠投手、小孫竜二投手を獲得。FA市場には参加せず、大胆な補強はできなかったが現メンバーの成長が優勝へに鍵を握っているだろう。

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この記事では以下のことをまとめています。

・2023 楽天イーグルス開幕スタメン予想

・2023 楽天イーグルス先発ローテーション

・投手陣の戦略分析

・野手陣の戦略分析

目次

・2023 楽天イーグルス 戦力分析

就任3年目を迎える石井監督は、今後のFA市場について「アンテナは張っているけど、ドラフト指名した選手の育成が大切」と、コメントしている。今回は、近藤健介選手、森友哉選手、海外帰りの有原航平投手など目玉の選手がたくさんいたが獲得に参戦しなかった。その中でチームトップの本塁打、打点を挙げている浅村選手の残留は大きい。しかし例年より補強がない以上現戦力の底上げをしなければ優勝はない。夏場以降に失速するため、体力不足が原因か。

打撃陣に目を向けると、チーム打率2割4分3厘はリーグ3位、得点数533はリーグ2位、本塁打数は101本でリーグ3位と好成績を収めている。しかしこれは、大量得点の際に打っているため接戦の際に打つことができればさらに上の順位にいけるだろう。浅村選手、島内宏明選手、辰己涼介選手を中心にスタメンを組んでいきたい。注目はトレードで獲得した阿部寿樹選手がどこのポジションを守るかに注目。セカンド、サード、外野と、どこで出ても打撃に支障がない万能型。石井監督も動きを見ながらどこで起用するか決める方針を明かしています。

投手陣に目を向けると、田中将大投手、則本昂大投手、岸孝之投手、早川隆久投手、辛島航投手と豊富。だが毎年代わり映えせずチーム防御率は,3.47とリーグワースト。失点も522とリーグ4位と良い成績ではない。個々のスキルアップは必須でドラフト会議で獲得した即戦力投手4名が先発かリリーフとしてどのような割って入っていくかに注目。リリーフの補強として新外国人バニュエロス投手を獲得した。守護神松井裕樹にどのようにつなげるかが鍵を握るだろう。

・2023 楽天イーグルス 開幕スタメン予想 最新版

1番(中)辰己涼介

2番(遊)小深田 大翔

3番(DH)フランコ

4番(二)浅村栄斗

5番(右)島内宏明

6番(一)ギッテンス

7番(左)阿部寿樹

8番(三)黒川史陽

9番(捕)太田光

P 田中将大

オープン戦20試合7勝10敗3分、9位でフィニッシュした楽天イーグル。

阿部選手の獲得で打線に厚みが出たが内野手が多めのため、誰かが外野に回らなくてはならず守備の不安が残る。オープン戦のチーム打率2割6分3厘は12球団トップの数字。

一方で心配されるのが投手陣。田中投手、則本投手、岸投手と高齢化。若手投手がどれだけ出てくるのかに注目。オープン戦防御率3.84は12球団ワースト。リリーフ陣も含めて投手陣がどれだけ立て直せるか。

・2023 楽天イーグルス 開幕スタメン予想 2023/1/24

2023開幕スタメン予想

1番(中)辰己涼介

2番(遊)小深田 大翔

3番(二)浅村栄斗

4番(右)島内宏明

5番(三)フランコ

6番(一)鈴木大地

7番(左)阿部寿樹

8番(DH)ギッテンス

9番(捕)太田光or炭谷 銀仁朗

◆キャッチャー

炭谷 銀仁朗
太田 光
安田 悠馬

トレード移籍2年目の2022シーズンを終えた炭谷選手。98試合に出場して打率2割3分4厘、4本塁打、18打点とレギュラーキャッチャーとして過ごした。

太田選手も負けてはいられない。目標の130試合出場するためにもレギュラーを狙う。2022シーズンは、71試合出場、打率2割1分4厘、3本塁打、18打点の成績を残した。

打撃が魅力の即戦力キャッチャーとして期待されていたがコロナや負傷により僅か5試合に終わった。本塁打も1本に終わった。

この3人は1軍キャンプスターととなっている。どのキャッチャーが開幕スタメンを勝ちとるのか注目したい。

◆ファースト

鈴木大地
ギッテンス

2022シーズン、125試合出場、打率2割5分7厘、5本塁打、35打点の成績を残した鈴木選手。2023シーズンは4年契約最終年。近年はファーストでの出場が多い鈴木選手ですがファーストとしては、この打撃成績では物足りない。内野手も阿部選手、フランコ選手を獲得するなど激戦区になっているためアピールしなければベンチもありえる。

2023シーズンも楽天に残留することが決まったギッテンズ選手。パワフルな打撃でチームの長打力を補う選手として活躍が期待されていたが左手首の骨折により出場は僅か21試合に終わってしまった。通常ならば戦力外通告もあるがチームは残留を発表。2023シーズンは本来の姿を見せたい。

◆セカンド

浅村栄斗
阿部寿樹
渡邊 佳明

新たに4年総額20億円の契約を結び、楽天に残留した浅村選手。「なぜここに来たのか、楽天で優勝するため」と、叶えられていない夢の実現のために残留を選択した。西武時代の2016年kた7年連続で全試合に出場中。2022シーズンは、打率2割5分2厘、27本塁打、86打点を記録している。打撃の目標を3割30本100打点に設定。なんとか石井監督を男にしたい。浅村選手がDHに回れば阿部選手や渡邉選手が入ってくるか。

◆サード

フランコ
阿部寿樹
鈴木大地

メジャー通算130本塁打のフランコ選手が有力か。メジャーリーグでは主にサードでプレイしていたためフランコ選手がサード、鈴木選手がファースト、阿部選手がレフトで落ち着くか。フランコ選手はメジャー通算打率2割4分4厘、130本塁打、467打点を記録している。石井監督はフランコ選手について「速い真っ直ぐをしっかりこなせるスイングをしている」と評価。

◆ショート

小深田 大翔
山﨑剛

2022シーズン、118試合に出場して打率2割6分7厘、2本塁打、29打点、21盗塁。入団から3年連続で規定打席に到達することができた。2023シーズンは、打率、出塁率をあげるとともに、盗塁40個を目指す。ショートでは2022シーズンは、95試合とフル出場はならなかった。ショートでのフル出場を目指す。

山崎選手も負けてはいない。2022シーズンは、自己最多の79試合に出場して打率2割3厘、3本塁打、13打点をマークした。レギュラー争いに割って入ってこれるか。

◆レフト

阿部寿樹
西川遥輝
小深田大翔

衝撃のトレードで移籍してきた阿部選手。2022シーズンは、打率2割7分、9本塁打、57打点をマークしてドラゴンズの主軸として活躍した。楽天にとってこの阿部選手の加入は大きい。セカント、サードだけでなくファーストや外野も守ことができる点は戦力として計算できる。楽天の内野陣を考えるとレフトが起用として濃厚か。

2021シーズンに盗塁王を獲得したにも関わらずまさかのノーテンダーになり楽天に移籍してきた西川選手。活躍を期待された2022シーズンは、不本意な成績に終わった。打率2割1分8厘、7本塁打、37打点と打撃不振に苦しみ思うような成績を残すことができなかった。阿部選手がレフトを守る可能性もあるため復活を期待したい。

◆センター

辰己涼介
武藤敦貴

2022シーズンは、打率2割7分1厘、11本塁打、35打点をマークした辰巳選手。キャリアハイの成績を残して充実したシーズン過ごした。加えて2年連続のゴールデングラブ賞を獲得した。オフには体を大きくするために体重も増やしている辰巳選手。リードオフマンとしてチームを引っ張る。

プロ初本塁打初打点をマークした武藤選手。打率2割8分、25盗塁を目標に外野の一角を狙う。

◆ライト

島内宏明
岡島豪郎

2022シーズン、主に4番を任され161安打をマークして最多安打を獲得。打率もチームトップの2割9分8厘をマークした。2023シーズンは、4年契約の3年目。オフにはFA宣言を2023シーズン終了後に行いたいと問題発言も話題をなった。誤解を招いたと謝罪して楽天のために4番らしい働きを期待したい。

体調不良により前半戦を某に振った岡島選手。2022シーズンは、53試合に出場して打率2割1分4厘、3本塁打、25打点に終わった。かつては154安打を記録したシーズンもあるほど実力がある。ベテランだがまだまだスタメンを狙う。

◆DH

ギッテンス
鈴木大地
フランコ
銀次

・2023 楽天イーグルス 先発ローテーション、投手戦力

◆予想先発ローテーション

1 則本昂大
2 田中将大
3 岸孝之
4 早川隆久
5   辛島航

候補 荘司康誠、小孫竜二、瀧中瞭太、藤平尚真、藤井聖

二桁勝利が則本投手だけの10勝という寂しい結果に終わった2022シーズン。本来の力を出せば5人とも二桁勝てる実力は持っている。田中投手が9勝12敗、岸投手8勝10敗、早川投手5勝9敗と貯金を作れていない現状。現在いる若手投手の突き上げが必要だが2023シーズンもこの5人中心に回すことになるだろう。

石井監督は、ベテラン中心の先発ローテーションの若返りを狙うため、2つぐらい枠を空けて若手投手にチャンスを与える方針。ドラフト1位の荘司投手は、東京六大学で通算17試合に登板して2勝1敗、防御率2.56を記録している。ドラフト2位の子孫投手は、3度の指名漏れを経験した苦労人。この二人がどのように先発陣に新しい風を吹き込むのか期待したい。

◆リリーフ陣

バニュエロス
松井裕樹
西口直人
宋家豪
安樂智大
鈴木翔天
酒居知史
石橋良太
宮森智志

守護神の松井裕樹投手は、2022シーズン53試合登板。1勝3敗32セーブ防御率1.92をマークしている。この松井投手にどのように繋げるのか。61試合に登板して防御率2.26を記録した西口直人投手や54試合に登板した宋家豪も防御率2.61を記録しており、7回、8回を任せたいだろう。リリーフ陣として補強したバニュエロス投手に期待したい。メジャー通算58試合に登板した経験もある。左からMAX150kmを投げ込むスタイル。リリーフ陣の手助けをしたい。

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