【野球】2023 西武ライオンズ 戦力分析 開幕戦のスタメンは? 先発ローテーションは? 徹底予想 

2022シーズンは、72勝68敗3分の3位に終わった西武ライオンズ。クライマックスシリーズ進出をしましたがソフトバンクに2敗を厳しい結果となりました。

上位チームとの対戦成績は、オリックスとは14勝11敗、ソフトバンクとは10勝14敗1分の成績をの残しています。首位の両チームとは、3.5ゲーム差だったためソフトバンクとの直接対決に勝ち越せば優勝を目指せるだろう。

2023シーズン、球団のレジェンドである松井稼頭央ヘッドコーチを昇格させて4年ぶりのリーグ優勝へ挑むシーズン。

しかし松井監督に悪夢が訪れる。FAでダンドツの流出が高い西武ですが、またしても2022シーズンオフに森友哉選手がオリックスへのFA移籍を発表。正捕手に離脱は痛い。ベテランとしてチームを支えてきた、内海哲也投手や熊代聖人選手が引退した。

その中でもFA組である外崎修汰選手を4年総額6億4000万円で残留に成功させて、来シーズンFA権利のある源田壮亮選手と年俸3億円の5年契約で合意した。主力の流出を早めに防ぐ形をとっている。投手陣については、2022シーズン10勝を挙げたエンス投手の残留にも成功している。

補強については、新外国人としてメジャーでも登板実績のある、ヘスス・ティノコ投手、大谷選手の元同僚であるデービッド・マキノン選手、2022シーズン3Aで15盗塁をマークしたマーク・ペイトン選手を獲得している。ドラフト会議では、即戦力外野手の蛭間拓哉外野手や青山美夏人投手、児玉亮涼選手を獲得するなど2023シーズン悲願の優勝に向けて戦力を整えています。

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この記事では以下のことをまとめています。

・2023 西武ライオンズ開幕スタメン予想
・2023 西武ライオンズ先発ローテーション
・投手陣の戦略分析
・野手陣の戦略分析

目次

・2023 西武ライオンズ戦力分析

FA流出が12球団の最多の20名と毎年のように他球団へ移籍されてきた西武ライオンズだったが、やはり源田選手と外崎選手が複数年契約を結べたのは大きいだろう。二遊間はしっかり確保できたことは松井監督にとっても安心するところだろう。2022シーズン、チーム打率2割2分9厘とリーグワースト。本塁打は118本とリーグ1位にも関わらずこの成績。出塁率も2割9分8厘もリーグ5位と本塁打は多いものの打線に課題が残る。山川選手のホームランで得点を奪っているものの、得点圏打率2割2分7厘といかに打線が繋がっていないかがわかる。

山川選手頼みから脱却することが優勝への道に繋がるのではないか。打線を厚くするために、デービッド・マキノン選手、マーク・ペイトン選手を獲得。マキノン選手は、3Aで2022シーズン79試合に出場して打率3割1分8厘、15本塁打を記録している。ペイトン選手は、マイナーリーグで通算95本塁打を放っている。渡辺GMは1番か3番を打たせたい考え。内野手の補強として、現役ドラフト会議で陽川尚将選手、日本ハムとのトレードで佐藤龍世選手を補強。ドラフト会議では、背番号9を与えられた蛭間選手を獲得するなど打撃改善へ着手している。1番の問題は、森友哉選手の穴をどう埋めるのか。スタメンマスクは誰がかぶるのか注目したい。

投手陣に目を向けると2022シーズンはチーム防御率2.75を記録しており、大きな改善を見せている。10勝以上をマークした、高橋光成投手、與座海斗投手、エンス投手と3人揃っており、そこにどんな投手が割ってくるのか。守護神は増田達至投手が務める。61試合に登板した平良海馬選手が先発に回ったことにより新外国人のヘスス・ティノコ投手を補強するなど投手陣は今年も安泰か。

2023 西武ライオンズ開幕スタメン予想  最新版 2023/3/31

2023開幕スタメン予想

1番(中) ペイトン
2番(三) マキノン
3番(二) 外崎修汰
4番(一) 山川穂高
5番(DH) 栗山巧
6番(捕) 柘植世那
7番(遊) 山村崇嘉
8番(左) 鈴木
9番(右) 愛斗

オープン戦15試合、8勝5敗2分、4位でフィニッシュしたライオンズ。WBCでの源田選手の怪我により開幕1軍を見送り、ファームで調整することになった。源田選手の離脱、森友哉選手の移籍により戦力は大幅に落ちるだろう。それでも松井新監督は1、2番に外国人選手を起用するなど新しいライオンズを見せようとしている。

注目は、山川選手。WBCではあまり出番がなく悔しい大会となっただけにシーズンにかける想いは強いだろう。4番としてチームを引っ張っていきたい。

オープン戦チーム防御率は12球団トップの1.77を記録している。先発に転向した平良投手が好調。高橋投手、今井投手など先発陣は豊富。リリーフ陣も水上投手、ボー・タカハシ投手、森脇投手など鉄壁の布陣を築く。やはり鍵は打撃陣か。

・2023 西武ライオンズ開幕スタメン予想 2023/1/16

2023開幕スタメン予想

1番(遊) 源田壮亮
2番(二) 外崎修汰
3番(右) ペイトン
4番(一) 山川穂高
5番(DH) マキノン
6番(三) 中村剛也
7番(中) 蛭間拓哉or愛斗
8番(左) 金子侑司or鈴木
9番(捕) 柘植世那

◆キャッチャー

柘植世那
古賀悠斗

正捕手である森友哉選手がオリックスに移籍したことにより、熾烈なレギュラー争いが予想される。筆頭候補は、柘植世那選手と古賀悠斗選手か。2022シーズンは、柘植選手が42試合、古賀選手が26試合に出場している。

柘植選手は、森選手の控え選手として活躍。強肩を武器としています。2022シーズンは、1割7分3厘、1本塁打、5打点を記録しています。一方の古賀選手は、プロ1年目の2022シーズンから1軍の試合に出場して将来の正捕手候補として期待されています。1軍では打率1割5分5厘と打撃に課題を残していますが、ファームでは2割8分1厘をマークしており1軍の投手に慣れるかが鍵となっています。古賀選手は2塁への送球に課題があるためそこが改善されればレギュラーへ近づきます。現状は、1軍を多く経験している柘植選手が有力。

◆ファースト

◎山川穂高
○呉念庭

2022シーズン、打率2割6分6厘、41本塁打、90打点をマーク。本塁打王、打点王、ベストナインをマークしてなくてはならない存在となった。球団は複数年契約を提示したが単年勝負を決意。FAを視野に入れているかと思われたが山川選手は「重圧をかけたい」とリーグ優勝へ意気込む。山川選手はDHに回った際に呉念庭選手がファーストに入るが基本は山川選手。

◆セカンド

◎外崎修汰

「生涯ライオンズ宣言をした外崎選手が有力。2022シーズンは、2割1分5厘、12本塁打、47打点を記録して不本意なシーズンだったと語った外崎選手。成績が奮わなかったとはいえ、132試合に出場した。外崎選手の代わりは、見当たらず、レギュラーで当確。

◆サード

◎中村剛也
○呉 念庭
▲マキノン

2023シーズン、40歳を迎える中村選手が有力だが2022シーズンは、打率1割9分6厘、12本塁打と成績が低迷した。呉念庭選手などに複数の選手がサードを日替わりでスタメン出場した。通算500本塁打まであと46本に迫っており、達成するためには、レギュラーで出場するしかない。「レギュラーとしてしっかり出たい」と意気込む中村選手の活躍に期待したい。

セカンドやサードなどユーティリティープレイヤーとしてチームに貢献してきた呉念庭選手が虎視淡々とレギュラーを狙う。打率2割2分7厘ながら得点圏打率2割9分2厘と勝負強さを発揮してチームの主力の離脱をカバーした。サブではなく真のレギュラーになるため、キャンプからアピールする。

新外国人のマキソン選手の本職はファーストだが山川選手がいるため、基本的にはDHかサードでの起用か。サードも守った経験があり、守備には問題ないだろう。打線が課題のチームにマキソンを外す余裕はない。

◆ショート

◎源田壮亮

5年総額15億円の大型契約を結んだ源田壮亮選手が有力。2018年から2022年までゴールデングラブ賞を獲得しており、ショートの守備は12球団トップクラスを誇る。2021年の盗塁王である源田選手は、松井監督が掲げる「200盗塁」にうってつけの選手。盗塁のシーズン自己ベストは、ルーキーイヤーの37個。40盗塁を目指して塁上から相手投手へプレッシャーを与えたい。

◆レフト

金子侑司
鈴木将平

2016年、2019年の盗塁王である金子侑司選手もレギュラー有力。2016年には、53盗塁も記録しており、松井監督も魅力を感じるだろう。2022シーズンは、怪我の影響もあり自己最少の44試合出場にとどまった。松井監督の7番を受け継ぐ金子選手は4年契約最終年。勝負をかける。

自己最多の58試合に出場した鈴木選手も外野のポジション争いに参戦。打率2割5分を記録した2022シーズンを振り返り「やりたかったことはできた」とコメントした。どこも決まっていない外野のポジションに割って入り込む。

◆センター

愛斗
蛭間拓哉

2022シーズン、自己最多の121試合に出場し1度も登録抹消されなかった愛斗選手。膝の痛みがあり、満足のいく守備ができなかったと悔しさを滲ませた。ゴールデングラブ賞を目標に掲げる愛斗選手がセンターのレギュラーに名乗りをあげる。

背番号「9」を与えられた蛭間拓哉選手は、東京六大学通算43試合に出場、打率2割7分5厘、10本塁打、30打点を記録しています。蛭間選手も「レギュラーを掴む」と力強いコメントしています。キャンプ、オープン戦でアピールすればレギュラーも近い。

◆ライト

ペイトン
岸潤一郎
若林楽人

渡辺GMが「1番か3番を打たせたい」と獲得したペイトンが有力。パンチ力もあり、広角に打つわけることができ足も速い選手。松井監督の機動力野球にぴったりハマる。

岸潤一郎選手や若林楽人選手も黙ってはいない。怪我により45試合出場に終わった、岸選手は怪我を治し、レギュラー争いに加わりたい。若林選手は。ルーキーイヤーの2021年は44試合に出場ながら盗塁20をマークしている。

◆DH

マキノン
中村剛也
山川穂高
栗山巧

この4人の選手の中からDHを務めるのが有力。渡辺GMが「長打力が魅力で、非常にアグレッシブな選手」と、期待を寄せるマキノン選手にはぜひクリーンアップを打ってもらいたい。

2023西武ライオンズ 先発ローテーション、投手戦力

◆予想先発ローテーション

1 高橋光成
2 エンス
3 與座海人
4 今井達也
5 松本航

候補 隅田知一郎、平井克典、平良海馬、渡邉勇太郎、佐藤隼輔、青山美夏人

高橋投手、エンス投手、與座投手は確定。2022シーズン怪我の影響で出遅れたが5勝を挙げた今井投手も当確。松本投手も1年間先発ローテーションを守り、2023シーズンはさらに飛躍を期待したい。2021年のドラフト1位、2位コンビの隅田投手と佐藤投手も2022シーズンは、プロ初登板を果たしており、先発ローテーションに入りたい。先発転向を申し入れした平良投手が新しい場所でどのような投球を見せるのかにも注目。そこにドラフトで獲得した青山投手も割って入る。

リリーフ陣

ヘスス・ティノコ
増田達至
宮川哲
公文克彦
水上由伸
本田圭佑
森脇亮介
佐々木健
ボー・タカハシ

61試合に中継ぎとして登板して最優秀中継ぎ賞を獲得した平良海馬が先発へ転向したため、その穴をどう埋めるかが不安視されていた。そこに新外国人のヘスス・ティノコ投手を獲得。松井新監督は勝利への方程式の確立を決めており、守護神の増田達至投手へどのように繋げていくか。予想では7回、8回を水上由伸投手、ティノコ投手のどちらかが務める。森脇亮介投手、本田圭佑投手の防御率は1点台と安定感抜群。リリーフ陣は2023シーズンも心配なしか。

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