【野球】2023 ソフトバンクホークス 戦力分析 開幕戦のスタメンは? 先発ローテーションは? 徹底予想 

2022シーズン2位で終わった福岡ソフトバンクホークス。藤本博史監督を迎えて挑んだシーズンは、首位オリックスと同じ成績の73勝65敗2分と、両球団が勝率で並ぶ展開になりました。結果的に直接対決でオリックスに負け越しているため2連覇を許してしまう形になってしまったのです。

オリックスとの直接対決は、25試合10勝15敗と大きく負け越しています。

2023シーズン3年ぶりのリーグ優勝に向けて、大きな血の入れ替えを決行。

支配下9人の戦力外通告、千賀晃大投手のメジャー移籍、ベテラン松田宣浩選手の退団、引退の明石健志選手などソフトバンクを支えた選手たちが去って行きました。

代わりにプロ野球史上例を見ない80億円の補強を実行。日本ハムから近藤健介選手を7年50億円、DeNAから嶺井博希選手を4年3億円、阪神からガンケル投手を1億6000万、ロッテからオスナ投手を6億5000万円を獲得しています。ソフトバンクの補強はまだ終わりません。レンジャーズでプレーしていた有原航平投手を3年15億で獲得しています。

この記事ではアフリエイト広告を利用しています。

この記事では以下のことをまとめています。

・2023 福岡ソフトバンクホークス開幕スタメン予想

・2023 福岡ソフトバンクホークス先発ローテーション

・投手陣の戦略分析

・野手陣の戦略分析

目次

・2023 福岡ソフトバンクホークス戦略分析

優勝奪還へこれ以上にない補強をしたソフトバンク。藤本監督は唯一日本ハムから獲得した近藤選手のレギュラーを明言。チームの活性化を図るため、6年連続のゴールデングラブ賞を獲得している甲斐拓也選手がいるにも関わらず、DeNAの嶺井選手を獲得。正捕手争いからも目が離せいない。

打者陣は柳田選手を中心に破壊力抜群。2022シーズンは、チーム打率:255 、総得点:555とリーグトップ。本塁打数も108本と2位につけている。藤本監督は1番に近藤選手を置きたい考えを示しており、1番近藤選手、4番柳田選手は決まりか。内野陣は、ファースト中村選手、ショート今宮選手は決まり。セカンドは、自己最多の102試合に出場してレギュラーを掴んだ三森選手。そこを周東選手が狙う。サードについて藤本監督は、栗原選手とアストゥディーヨ選手で争うことを示唆。外野陣は、ライトに柳田選手、レフトに近藤選手だが藤本監督は、どちらかをDHで使いたいと構想を明かしています。そこに割って入る若手はいるのか注目です。

投手陣に目を向けると、エース千賀滉大投手がメジャーへ移籍。エースの退団は痛手だが、阪神からガンケル投手、レンジャースから有原航平投手を獲得。ロッテからは守護神のオスナ選手を獲得するなど積極的な補強を見せる。ドラフト会議では、即戦力投手の大津亮介投手や松本晴投手を獲得。2022シーズンのチーム投手成績は、防御率3.07、471失点とどちらもリーグ3位の成績からリーグトップの投手陣を目指す。

育成中心ドラフトだった近年から即戦力選手も獲得。オフの約80億円の補強の動きを見せ、優勝、日本一へ向けて戦力は整った。

・2023 福岡ソフトバンクホークス開幕スタメン 最新版

2023開幕スタメン

1番 (二) 牧原大成
2番 (左) 近藤健介
3番 (右) 柳田悠岐
4番 (三) 栗原陵矢
5番 (一) 中村晃
6番 (中) 上林誠知
7番 (DH)   正木智也
8番 (遊)   今宮健太
9番 (捕)甲斐拓也
(P)大関友久

オープン戦18試合7勝10敗1分、9位でフィニッシュしたソフトバンク。2番近藤選手、3番柳田選手、4番栗原選手の並びは藤本監督が公言済み。残すところのポジション争いになるだろう。センターで1年間守りたいと話していた牧原選手だが、三森選手の不調によりセカンドを守ることが濃厚か。

注目は、正木智也選手。プロ2年目の今シーズン。オープン戦2割5分6厘、2本塁打、4打点とアピールに成功。報道ではスタメン濃厚とされている。下位打線で正木選手が機能すれば強力な打線となるだろう。

一方不安に残るのが先発陣。千賀投手の穴をどう埋めるのか。期待されていたメジャー帰りの有原投手は、オープン戦で結果を残せていない。先発陣をどう立て直すかが優勝へのカギだろう。

・2023 福岡ソフトバンクホークス開幕スタメン予想 2023/1/13

2023開幕スタメン

1番 (左) 近藤健介
2番 (中) 牧原大成
3番 (三) 栗原陵矢
4番 (右) 柳田悠岐
5番 (一) 中村晃
6番 (DH) ホーキンス
7番 (遊)  今宮健太
8番 (二)  三森大貴
9番 (捕)甲斐拓也
(P)東浜巨

◆キャッチャー

◎甲斐拓也
○嶺井博希

6年連続のゴールデングラブ賞の甲斐選手が中心。3月のWBCメンバーにも選出されており、投手陣からも信頼が厚い。藤本監督は聖域となっているキャッチャーのポジションにメスを入れる。DeNAから嶺井選手を獲得。2022シーズン渡邉陸選手や海野隆司選手を起用したが藤本監督の満足いく結果は得られなかった。嶺井選手は2022シーズン、自己最多の93試合に出場して打率2割5厘、5本塁打、30打点を記録しています。リード面にも成長が見られた嶺井選手の加入は、甲斐選手にとっても刺激となるだろう。

◆ファースト

◎中村晃
○正木智也
▲アストゥディーヨ
△リチャード

3年連続3度目のゴールデングラブ賞を獲得した中村晃選手が有力。打撃面では苦しんだ2022シーズンだったが、114試合、打率2割5分3厘、7本塁打、51打点をマーク。新たに2年契約を結んだ。近藤選手の加入によりファーストメインとなることが濃厚。来シーズン、34歳。まだまだレギュラーは譲れない

長距離砲、即戦力として期待されていた正木智也選手も3年目のシーズンを迎える。2022シーズンはプロ初本塁打を放つなど35試合に出場している。1軍レベルの投手への対応に苦しんだがそれでも打率2割5分4厘をマーク。外野のポジションも視野に入れながら開幕スタメンを目指す。

約1億8300万円で獲得したアストゥディーヨ選手。本職はサードだが藤本監督は、ファーストでの起用を明かしている。栗原陵矢選手の調子次第ではサードもあるかもしれない。ホームランバッターというよりかは、アベレージヒッタータイプか。ユーティリティープレイヤーとしてショート以外はどこでも守ることができる。

2軍では29本塁打を放ち、ウエスタンリーグ新記録を作った、リチャード選手だったが1軍では僅か3本塁打と壁にぶつかっている。ファームで見せるパワーはここにいる選手ではないと誰もが思うだろう。激戦区のファーストにパワーで勝負する。

◆セカンド

◎三森大貴
○周東佑京

2022シーズン、自己最多の102試合に出場してレギュラーを掴んだ三森大貴選手が有力。左手親指骨折するなど怪我に泣いたが藤本監督の信頼は厚い。全てにおいてキャリハイの成績を残した2022シーズンであった。背番号を13に変更して挑むシーズン、まずは全試合出場を目指す。

右肩の手術の影響で出遅れた周東佑京選手であったが、80試合に出場、打率2割6分7厘、5本塁打、15打点、22盗塁をマークした。「ジョーカーにはなりたくない」とレギュラー獲りへ意欲を見せる。本職のサードは栗原選手が有力。ユーティリティーの牧原大成選手が一本に絞るとセンターを譲らない。どのポジションも激戦区だが走力を武器にレギュラーを目指す。

◆サード

◎栗原陵矢
○野村大樹
▲ アストゥディーヨ
△ガルビス

2021シーズンには21本塁打、77打点を記録した、栗原選手であったが左膝前十字靭帯断裂により2022シーズンは僅か5試合の出場に終わった。サードへのコンバートが決まった栗原選手は、秋季キャンプから守備練習に取り組む。藤本監督は副キャプテンに指名するほど信頼は厚い。長打が魅力の栗原選手の復帰はチームが優勝を目指す上で欠かせないこと。キャリヤハイの数字を目指す。

自己最多の31試合に出場した野村大樹選手。勝負強さが売りで、2022シーズンの得点圏打率は3割3分3厘。15打数5安打8打点をマークしている。契約更改時には結婚したことも発表。レギュラー獲りを目指す。

メジャー通算109発で期待されていたガルビス選手であったが、僅か38試合出場、打率1割7分1厘に終わった。2年総額8億4000万の契約をしたため2023シーズンもソフトバンクでプレー。なんとか日本の野球に適応したい。

◆ショート

◎今宮健太
○野村勇
▲川瀬晃
△イヒネ

今宮健太選手が有力。選手会長として迎えた2022シーズン、130試合に出場して、打率2割9分6厘、7本塁打、47打点をマークしてオフに新たに2年契約を結んだ。近年は怪我に泣くシーズンを過ごしていたが、まだまだ不動のショートしてプレーできる姿を見せることができた。レギュラーを譲る気はない。

今宮選手に挑戦するのが野村勇選手。2022シーズンは、ルーキーながら10本塁打をマークするなど即戦力選手として十分な働きを見せた。セカンド、サードも視野に入れながらまずはショートでレギュラーを目指す。

川瀬晃選手も黙っていない。自己最多の73試合に出場、打率2割7分8厘をマークした。クライマックスシリーズでも7打数4安打と存在感を見せた。オフは今宮選手と自主トレを行い、レギュラーを目指す。

素質十分なドラフト1位ルーキーのイヒネ選手。1年目は体づくりでファーム主体と思われるがもしかしたらシーズン終盤にチャンスが訪れるか。

◆レフト

◎近藤健介
○柳町達
▲ホーキンス

藤本監督が絶対に獲得すると意気込み、ソフトバンク戦士となった近藤選手。DHでも起用したいと藤本監督は構想を明かす。4割を超える出塁率は魅力的で打順は1番が有力。7年総額50億円の大型契約を結んだ近藤選手には大きな期待がかかる。

自己最多の107試合に出場した柳町達選手も外野の全ポジションを狙う。2022シーズンは、栗原選手、上林選手の離脱の穴を埋めた。来シーズンは全試合出場が目標。

テスト生として入団が決まったホーキンス選手。アメリカ独立リーグで48本塁打、125打点を記録したパワーをテストで発揮。パワーは一級品だ。レフトの守備も現状は合格点。近藤選手がDHに回れば出番があるか。

◆センター

◎牧原大成
○谷川原健太

センタ一本に絞った牧原選手。2022シーズン、キャリアハイの120試合に出場、打率3割1厘を記録したが規制打席に僅か2打席届かなかった。明石健志2軍打撃コーチの8番を受け継いで挑む2023シーズンは全試合出場を目指す。

谷川原選手も自己最多の71試合に出場した2022シーズン。ユーティリティープレイヤーとして代走、守備固めで貢献した。便利屋で終わるつもりはない。レギュラーを目指す。

◆ライト

◎柳田悠岐
○上林誠知

チームの主砲である柳田選手。悲願の優勝のためWBCを辞退した。2022シーズンはチームトップの24本塁打、79打点をマークしてコロナによる離脱があったにも関わらずさすがの数字。2023シーズンもチームを引っ張る。

アキレス腱断裂によりシーズンを棒に振った上林選手。来シーズンにかける想いは強い。センターはもちろん、柳田選手がDHに回ったライトのポジションでもいい。レギュラーで2023シーズンを戦う。

◆指名打者

柳田悠岐
近藤健介
ホーキンス

・2023 福岡ソフトバンクホークス 先発ローテーション、リリーフ陣

◆予想先発ローテーション

1 東浜巨
2 石川柊太
3 大関友久
4 和田毅
5 藤井皓哉
6 板東湧梧

候補 有原航平、ガンケル、森唯斗、武田翔太、杉山一樹、大津亮介

藤本監督がこの6人には、期待したいと話したメンバーはローテーション有力。そこへ阪神から獲得したガンケル投手や先発転向の森投手、怪我から復帰する武田投手が割って入る。期待したいのはメジャーから復帰する有原投手。右肩の手術の影響によりメジャーで僅か3勝しかしていない。右肩の状態がどの程度かわからないため計算には入れられないだろう。東浜投手を軸に千賀投手の穴をどれだけ埋まることができるかがポイント。藤井投手の先発転向が吉と出るか。

◆リリーフ陣

津森宥紀
又吉克樹
嘉弥真 新也
モイネロ
松本裕樹
泉圭輔
甲斐野央
オスナ

リリーフ陣の補強としてオスナ投手の加入は大きい。2022シーズンは途中加入ながら29試合に登板して、防御率0.91と驚異的な数字を誇る。オスナ投手、モイネロ投手で8回、9回は確定だろう。2022シーズン、56試合登板して防御率0.99と抜群の成績を残した嘉弥真投手が7回を務めるか。51試合に登板した津森投手なども控えておりリリーフ陣は万全か。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次