サイドスローから投げ込まれる力強いストレートと、スプリットやシュートを投げわける。入団当初の2012年からいきなり56試合に登板して存在感を見せる。一時期は守護神を任せれ「タジ魔神」と称されていました。近年はベテランのリリーフピッチャとして現役を続けています。
この記事では以下のことをまとめています。
・田島慎二投手の年俸推移
・田島慎二投手の年齢別成績をプレイバック
・田島慎二投手の年俸推移
田島慎二 | 2011年 ドラフト3位 | 契約金5000万円 |
所属チーム | 年俸 | |
2012 | ドラゴンズ | 1000万円 |
2013 | ドラゴンズ | 3500万円 |
2014 | ドラゴンズ | 2800万円 |
2015 | ドラゴンズ | 2800万円 |
2016 | ドラゴンズ | 4200万円 |
2017 | ドラゴンズ | 8200万円 |
2018 | ドラゴンズ | 1億1000万円 |
2019 | ドラゴンズ | 7000万円 |
2020 | ドラゴンズ | 4250万円 |
2021 | ドラゴンズ | 1500万円 |
2022 | ドラゴンズ | 3500万円 |
2023 | ドラゴンズ | 3500万円 |
2024 | ドラゴンズ | 3500万円 |
・田島慎二投手の年齢別成績をプレイバック
2012年 (中日ドラゴンズ)
年俸1000万円
ルーキーイヤーから即戦力投手としてフル回転。春季キャンプで練習試合で猛アピール。高木監督は「コントロールもいいし。ストレートがピッと伸びてくる。1軍で見てみたい」と太鼓判。権藤ピッチングコーチも「キャッチーもいいと言っているし裏方の評判もいい」と笑顔。
新人ながら開幕から1軍で登板。途中右肩関節炎で戦列を離れるも僅か1ヶ月で復帰した。それでも阪神の榎田大樹投手がオールスターを辞退したため、補充選手として田島投手が選ばれた。
ルーキーイヤながら56試合に登板したことが評価され年俸も大幅アップを勝ち取った。
登板数 | 勝 | 敗 | ホールド | 防御率 | |
1軍 | 56 | 5 | 3 | 30 | 1.15 |
2軍 | 1 | 0 | 0 | 0.00 |
2013年 (中日ドラゴンズ)
年俸3500万円
開幕当初は、先発投手として期待されていたが、不振とチーム事情によりセットアッパーから先発へ配置転換される。7月2日の広島戦ではプロ初登板して6回3失点と結果を残す。しかし次の先発である阪神戦で4回6安打3失点と粘ることができずに登録抹消される。1年目に精神的支えになっていた権藤コーチの不在が大きく響いた。
オフには背番号を12に変更して再起を誓った。
1軍成績: 50試合登板 5勝10敗12ホールド 防御率4.76
2軍成績: 10試合登板 2勝0敗2セーブ 防御率0.57
2014年 (中日ドラゴンズ)
年俸2800万円
背番号を変えて挑むシーズンであったが、1軍と2軍を行き来することになる。2ヶ月ぶりに1軍登録された7月5日の巨人戦。3点ビハインドの7回に登板。村田選手、アンダーソン選手、長野選手と3者連続のデットボールを与えてしまう。その後はなんとか後続を絶った。3者連続死球はセリーグでは初めてのことだった。
1軍成績: 42試合登板 3勝5敗9ホールド 防御率5.12
2軍成績: 14試合登板 0勝2敗2セーブ 防御率4.57
2015年 (中日ドラゴンズ)
年俸2800万円
岩瀬投手が故障により不在となったシーズン。初めてクローザーを任される。開幕当初は福谷投手が代役を務めていたが成績が振るわず、田島投手にチャンスが回ってきた。チームトップの64試合に登板して大幅アップを勝ち取った。
田島投手は「誰でも順番でというようなポジションではない。勝った瞬間は他のポジションと比べて違った喜びがある」と、守護神のポジションにやりがいを感じた。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/11/21/kiji/K20151121011544590.html
1軍成績: 64試合登板 4勝6敗16ホールド9セーブ 防御率2.28
2軍成績: 登板なし
2016年 (中日ドラゴンズ)
年俸4200万円
開幕から好調を維持する田島投手。開幕からプロ野球新記録となる27試合連続無失点を達成。昨シーズン同様、福谷投手の不調によりシーズン途中から守護神に配置転換される。しっかり新守護神として役割を果たす。契約更改では大幅アップの8200万円でサイン。
田島投手は「セットアッパーとクローザーがシーズン中に代わるのは、チームとしてバタバタしている。固定できたらチームとして良い傾向」と、チームの勝利を第一に考え、来シーズンの飛躍を誓った。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/09/kiji/K20161109013686910.html
1軍成績: 59試合登板 3勝4敗18ホールド17セーブ 防御率2.44
2軍成績: 登板なし
2017年 (中日ドラゴンズ)
年俸8200万円
開幕から新守護神を任され守護神として34セーブを記録する。しかし東京ドームでは防御率23.14を記録してしまい、田島投手にとって課題の残るシーズンでもあった。
田島投手は来シーズンについて
「もう一回、チーム全体の信頼を得て開幕の時に9回を任せてもらいたい」と語った。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/11/30/kiji/20171130s00001173182000c.html
1軍成績: 63試合登板 2勝5敗6ホールド34セーブ 防御率2.87
2軍成績: 登板なし
2018年 (中日ドラゴンズ)
年俸1億1000万円
昨シーズンより大幅に成績を落とす。契約更改では持ち帰りますと1回保留してからの減額制限いっぱいとなる4400万円ダウンの6600万円でサインした。
1軍成績: 30試合登板 0勝4敗1ホールド15セーブ 防御率7.22
2軍成績: 15試合登板 1勝0敗 防御率0.60
2019年 (中日ドラゴンズ)
年俸7000万円
開幕から不振に陥り、6月16日に登録抹消。以後1軍登録なく終わった。
1軍成績: 21試合登板 0勝1敗5ホールド 防御率6.86
2軍成績: 23試合登板 0勝3敗1セーブ 防御率2.62
2020年 (中日ドラゴンズ)
年俸4250万円
春季沖縄キャンプの練習試合で右肘の筋肉を痛め、ノースロ調整。名古屋市内の病院で入念に検査を行った結果、トミージョン手術を決断。復帰まで1年以上の長いリハビリ生活を余儀なくされる。
1軍成績: 登板なし
2軍成績: 登板なし
2021年 (中日ドラゴンズ)
年俸1500万円
過酷なリハビリから2軍戦で18試合にリリーフ登板して防御率1.04を記録。7月9日の横浜戦から1軍復帰を果たす。
田島投手は「めちゃくちゃ緊張しています」と笑顔を見せた。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202107090000591.html
1軍成績: 22試合登板 2勝1敗8ホールド 防御率2.45
2軍成績: 19試合登板 1勝1敗1セーブ 防御率0.98
2022年 (中日ドラゴンズ)
年俸3500万円
新監督にミスタードラゴンズ立浪和義氏が就任。田島投手も2021年オフにFAの権利を持っていたが残留を決断する。
開幕は1軍で迎えるものの、調子を取り戻すことができない。加えてコロナウィルス陽性判定も受けてしまい、コンデションが整わなかった。
1軍成績: 21試合登板 0勝0敗1ホールド 防御率4.57
2軍成績: 20試合登板 1勝2敗 防御率4.05
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