サイドスローから投げ込まれる力強いストレートと、スプリットやシュートを投げわける。入団当初の2012年からいきなり56試合に登板して存在感を見せる。一時期は守護神を任せれ「タジ魔神」と称されていました。近年はベテランのリリーフピッチャとして現役を続けています。
この記事では以下のことをまとめています。
・田島慎二投手の年俸推移
・田島慎二投手の年齢別成績をプレイバック
・田島慎二投手の年俸推移
田島慎二 2011年 ドラフト3位 契約金5000万円
生年月日:1989年12月21日
身長181cm 87kg 出身地:愛知県
中部大学第一高→東海学園大
2012年 (中日ドラゴンズ)
年俸1000万円
2013年 (中日ドラゴンズ)
年俸3500万円
2014年 (中日ドラゴンズ)
年俸2800万円
2015年 (中日ドラゴンズ)
年俸2800万円
2016年 (中日ドラゴンズ)
年俸4200万円
2017年 (中日ドラゴンズ)
年俸8200万円
2018年 (中日ドラゴンズ)
年俸1億1000万円
2019年 (中日ドラゴンズ)
年俸7000万円
2020年 (中日ドラゴンズ)
年俸4250万円
2021年 (中日ドラゴンズ)
年俸1500万円
2022年 (中日ドラゴンズ)
年俸3500万円
2023年 (中日ドラゴンズ)
年俸3500万円
・田島慎二投手の年齢別成績をプレイバック
2012年 (中日ドラゴンズ)
年俸1000万円
ルーキーイヤーから即戦力投手としてフル回転。春季キャンプで練習試合で猛アピール。高木監督は「コントロールもいいし。ストレートがピッと伸びてくる。1軍で見てみたい」と太鼓判。権藤ピッチングコーチも「キャッチーもいいと言っているし裏方の評判もいい」と笑顔。
新人ながら開幕から1軍で登板。途中右肩関節炎で戦列を離れるも僅か1ヶ月で復帰した。それでも阪神の榎田大樹投手がオールスターを辞退したため、補充選手として田島投手が選ばれた。
ルーキーイヤながら56試合に登板したことが評価され年俸も大幅アップを勝ち取った。
1軍成績: 56試合登板 5勝3敗30ホールド 防御率1.15
2軍成績: 1試合登板 0勝0敗 防御率0.00
2013年 (中日ドラゴンズ)
年俸3500万円
開幕当初は、先発投手として期待されていたが、不振とチーム事情によりセットアッパーから先発へ配置転換される。7月2日の広島戦ではプロ初登板して6回3失点と結果を残す。しかし次の先発である阪神戦で4回6安打3失点と粘ることができずに登録抹消される。1年目に精神的支えになっていた権藤コーチの不在が大きく響いた。
オフには背番号を12に変更して再起を誓った。
1軍成績: 50試合登板 5勝10敗12ホールド 防御率4.76
2軍成績: 10試合登板 2勝0敗2セーブ 防御率0.57
2014年 (中日ドラゴンズ)
年俸2800万円
背番号を変えて挑むシーズンであったが、1軍と2軍を行き来することになる。2ヶ月ぶりに1軍登録された7月5日の巨人戦。3点ビハインドの7回に登板。村田選手、アンダーソン選手、長野選手と3者連続のデットボールを与えてしまう。その後はなんとか後続を絶った。3者連続死球はセリーグでは初めてのことだった。
1軍成績: 42試合登板 3勝5敗9ホールド 防御率5.12
2軍成績: 14試合登板 0勝2敗2セーブ 防御率4.57
2015年 (中日ドラゴンズ)
年俸2800万円
岩瀬投手が故障により不在となったシーズン。初めてクローザーを任される。開幕当初は福谷投手が代役を務めていたが成績が振るわず、田島投手にチャンスが回ってきた。チームトップの64試合に登板して大幅アップを勝ち取った。
田島投手は「誰でも順番でというようなポジションではない。勝った瞬間は他のポジションと比べて違った喜びがある」と、守護神のポジションにやりがいを感じた。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/11/21/kiji/K20151121011544590.html
1軍成績: 64試合登板 4勝6敗16ホールド9セーブ 防御率2.28
2軍成績: 登板なし
2016年 (中日ドラゴンズ)
年俸4200万円
開幕から好調を維持する田島投手。開幕からプロ野球新記録となる27試合連続無失点を達成。昨シーズン同様、福谷投手の不調によりシーズン途中から守護神に配置転換される。しっかり新守護神として役割を果たす。契約更改では大幅アップの8200万円でサイン。
田島投手は「セットアッパーとクローザーがシーズン中に代わるのは、チームとしてバタバタしている。固定できたらチームとして良い傾向」と、チームの勝利を第一に考え、来シーズンの飛躍を誓った。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/09/kiji/K20161109013686910.html
1軍成績: 59試合登板 3勝4敗18ホールド17セーブ 防御率2.44
2軍成績: 登板なし
2017年 (中日ドラゴンズ)
年俸8200万円
開幕から新守護神を任され守護神として34セーブを記録する。しかし東京ドームでは防御率23.14を記録してしまい、田島投手にとって課題の残るシーズンでもあった。
田島投手は来シーズンについて
「もう一回、チーム全体の信頼を得て開幕の時に9回を任せてもらいたい」と語った。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/11/30/kiji/20171130s00001173182000c.html
1軍成績: 63試合登板 2勝5敗6ホールド34セーブ 防御率2.87
2軍成績: 登板なし
2018年 (中日ドラゴンズ)
年俸1億1000万円
昨シーズンより大幅に成績を落とす。契約更改では持ち帰りますと1回保留してからの減額制限いっぱいとなる4400万円ダウンの6600万円でサインした。
1軍成績: 30試合登板 0勝4敗1ホールド15セーブ 防御率7.22
2軍成績: 15試合登板 1勝0敗 防御率0.60
2019年 (中日ドラゴンズ)
年俸7000万円
開幕から不振に陥り、6月16日に登録抹消。以後1軍登録なく終わった。
1軍成績: 21試合登板 0勝1敗5ホールド 防御率6.86
2軍成績: 23試合登板 0勝3敗1セーブ 防御率2.62
2020年 (中日ドラゴンズ)
年俸4250万円
春季沖縄キャンプの練習試合で右肘の筋肉を痛め、ノースロ調整。名古屋市内の病院で入念に検査を行った結果、トミージョン手術を決断。復帰まで1年以上の長いリハビリ生活を余儀なくされる。
1軍成績: 登板なし
2軍成績: 登板なし
2021年 (中日ドラゴンズ)
年俸1500万円
過酷なリハビリから2軍戦で18試合にリリーフ登板して防御率1.04を記録。7月9日の横浜戦から1軍復帰を果たす。
田島投手は「めちゃくちゃ緊張しています」と笑顔を見せた。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202107090000591.html
1軍成績: 22試合登板 2勝1敗8ホールド 防御率2.45
2軍成績: 19試合登板 1勝1敗1セーブ 防御率0.98
2022年 (中日ドラゴンズ)
年俸3500万円
新監督にミスタードラゴンズ立浪和義氏が就任。田島投手も2021年オフにFAの権利を持っていたが残留を決断する。
開幕は1軍で迎えるものの、調子を取り戻すことができない。加えてコロナウィルス陽性判定も受けてしまい、コンデションが整わなかった。
1軍成績: 21試合登板 0勝0敗1ホールド 防御率4.57
2軍成績: 20試合登板 1勝2敗 防御率4.05
コメント