高校通算本塁打71本を放ち、ミスタードラゴンズの背番号「3」を受け継いでいる高橋周平選手。2023年のドラゴンズ浮上のキーマンに立浪監督は「高橋周平」の名を出しました。
石川選手とのレギュラー争いは熾烈。若返るチームの核となる選手になりたいところ。
この記事では以下のことをまとめています。
・高橋周平選手の年俸推移
・高橋選手の年代別成績をプレイバック
高橋周平選手の年俸推移
高橋周平 2011年 ドラフト1位 契約金1億円
2012年 (中日ドラゴンズ)
年俸1200万円
2013年 (中日ドラゴンズ)
年俸1200万円
2014年 (中日ドラゴンズ)
年俸1500万円
2015年 (中日ドラゴンズ)
年俸1800万円
2016年 (中日ドラゴンズ)
年俸1600万円
2017年 (中日ドラゴンズ)
年俸1900万円
2018年 (中日ドラゴンズ)
年俸1650万円
2019年 (中日ドラゴンズ)
年俸3500万円
2020年 (中日ドラゴンズ)
年俸6000万円
2021年 (中日ドラゴンズ)
年俸8000万円
2022年 (中日ドラゴンズ)
年俸7500万円
2023年 (中日ドラゴンズ)
年俸6750万円
高橋選手の年代別成績をプレイバック
2012年 (中日ドラゴンズ) 年俸1200万円
ドラゴンズの高卒新人としては球団史上最高の年俸額である1200万円からスタート。
ドラフト会議でにっこりだった高木守道監督は、プロ1年目から1軍で起用する。
6月17のオリックス戦では決勝打となるプロ初ホームランを放つ。逆方向へのホームランは、ドラゴンズファンの心を鷲掴みにした。2軍では7本塁打を放ち、ホームラン王に輝いている。
そのパンチ力はプロでも通用する力を見せたが、コンタクトの部分と守備では課題の残るシーズンとなった。
1軍成績:41試合 打率1割5分5厘、2本塁打、3打点
2軍成績:68試合 打率2割4分、7本塁打、38打点
2013年 (中日ドラゴンズ) 年俸1200万円
春季キャンプでは評論家である立浪和義氏から打撃指導を受ける。サードのレギュラーだったルナの故障により8月1日の阪神戦よりシーズン初スタメン出場を果たす。すると6回にはプロ初の満塁ホームランを放ち、改めて素質の片鱗を見せた。シーズン終了後には背番号9に変更。一桁代のチームの中心選手として期待される。
1軍成績:66試合 打率2割4分9厘、5本塁打、27打点
2軍成績:52試合 打率2割8分、0本塁打、24打点
2014年 (中日ドラゴンズ) 年俸1500万円
高木守道監督の退任により谷繁元信選手兼任監督が就任。落合GMの勧めで井端の退団で空いたショートのポシジョンで起用される。高校時代以来のショートでの出場でレギュラーを狙うが打撃不振に陥ってしまう。夏場に1軍へ昇格を果たすと、当時サードを守っていたルナ選手の怪我により出場機会を得る。
7月25日には、ナゴヤドーム初本塁打を記録するなどプロ入りで最多となる6本塁打を放つ。ようやく素質の片鱗が見えてきたシーズンとなった。球団は期待を込めてオフシーズンに立浪和義氏がつけていた背番号「3」を託す。
1軍成績:61試合 打率2割5分7厘、6本塁打、14打点
2軍成績:68試合 打率2割8分8厘、3本塁打、32打点
2015年 (中日ドラゴンズ) 年俸1800万円
「リーグを代表する選手になりたい」と背番号3の飛躍を誓う高橋選手。秋季キャンプでは大量のノックを受けて守備力アップして挑んだシーズン。プロ4年目のシーズンでもあり結果を残したい思いは強かった。しかし打撃の開花は見られずにファーム暮らしも多く経験。ようやくのシーズン第1号は、80打席目でようやく飛び出す。しかし満足いく結果は出せずオフには台湾ウインターリーグに派遣された。
1軍成績:51試合 打率2割0分8厘、4本塁打、18打点
2軍成績:52試合 打率3割2分4厘、6本塁打、36打点
2016年 (中日ドラゴンズ) 年俸1600万円
オープン戦序盤はホームランを放つなど結果を残していたが、徐々に打率も落ちていき気づけば打率1割9分6厘まで下がる。誰もが開幕スタメンどころか1軍スタートも厳しいと予想した。しかし谷繁監督は、「きっかけを掴めば化ける」と高橋選手の成長に期待して開幕戦を7番サードでスタメン起用する。開幕戦では猛打賞を記録。第2戦では5対3の1アウト満塁から右中間への逆転本塁ホームランを放つ。アウトコース高めのボールを軽く振ってのホームランに解説者も「成長を感じる」と太鼓判。
このままの勢いでレギュラーを掴み、中軸を任せたかったが4月30日の広島戦で右手有鉤骨骨折してしまい戦線離脱。
7月下旬に復帰していきなり4打点を叩き出す活躍を見せた。
1軍成績:75試合 打率2割5分1厘、4本塁打、29打点
2軍成績:10試合 打率3割1分4厘、0本塁打、5打点
2017年 (中日ドラゴンズ) 年俸1900万円
昨年の怪我の影響なのか打撃布陣に陥る。8月22日の巨人戦ではマイコラス投手からライトスタンドへホームランを放つ。解説を務めていた田尾安志氏は、高橋のバッティングについて「今のホームランを見たらいいものは持っている。だけど続かない。そこをどうやって続かせるか」と課題を挙げてました。
結局このホームランとランニングホームランの2本のみとなった。
1軍成績:41試合 打率2割3分3厘、2本塁打、10打点
2軍成績:74試合 打率2割4分8厘、5本塁打、33打点
2018年 (中日ドラゴンズ) 年俸1650万円
シーズンをほぼ1軍で完走。森監督の構想により福田永将選手をサードで起用するため、セカンドのポジションでのレギュラー争いとなる。自身初の規定打席に到達。本塁打も初の二桁越えを達成する。
8月1日の阪神戦ではプロ初の2打席連続ホームランを放つ、3安打6打点の大暴れ、主にセカンドとサードで起用され、ようやくドラゴンズの顔として開花した。
1軍成績:128試合 打率2割5分4厘、11本塁打、69打点
2軍成績:1試合 打率2割5分、0本塁打、0打点
2019年 (中日ドラゴンズ) 年俸3500万円
年俸も倍額となり、迎える2019年シーズン。新監督を務めることになった与田剛監督は高橋選手を野手キャプテンに指名する。5月の月間成績、24試合出場、打率4割1分7厘、3本塁打、29打点、40安打の成績を残す。プロ8年目で月間MVP初受賞を果たします。
7月に右手小指靱帯を損傷して一時戦列を離れるも僅か1ヶ月で復帰。2年連続で規定打席に到達して117試合に出場して打率2割9分3厘、7本塁打、59打点をマーク。自身初にサードでのゴールデングラブ賞、ベストナインに輝いた。
1軍成績:117試合 打率2割9分3厘、7本塁打、59打点
2軍成績 出場なし
2020年 (中日ドラゴンズ) 年俸6000万円
コロナウィルスの影響で開幕がずれ込み調子を崩す選手がいる中、高橋選手は開幕から好調を維持。一時肉離れで戦線を離脱するもプロ初のサヨナラホームランも記録した。
リーグ6位の打率3割5厘を記録して2年連続でゴールデングラブ賞に輝いた。
1軍成績:108試合 打率3割5厘、7本塁打、46打点
2軍成績:出場なし
2021年 (中日ドラゴンズ) 年俸8000万円
サードのレギュラーとしてチームの中軸になっていかなければいけない存在だったが、前半戦は打撃不振に苦しむ。打率2割5分 4厘と波に乗れなかった。自己最多の137試合に出場したものの満足いく成績は残せなかった。リーグワーストの21併殺打の多さもチーム低迷の原因となった。
1軍成績:137試合 打率2割5分9厘、5本塁打、39打点
2軍成績:1試合 打率3割3分3厘、0本塁打、0打点
2022年 (中日ドラゴンズ) 年俸7500万円
ミスタードラゴンズの立浪和義氏が新監督に就任。当然背番号3の高橋選手にも期待がかかる。チームには長打力が必要だと考えた立浪監督は石川昂弥選手を積極的に起用することを明言。高橋選手はセカンドでのレギュラー争いすることになった。高橋選手は開幕直前に左足首を捻挫。4月下旬に1軍に合流すると、石川選手の怪我もありサード、ショート、セカンドと内野のあらゆるところで出場機会を探る。しかし8月には右脇腹痛でまたも離脱してしまう。
1軍成績:78試合 打率2割4分9厘、2本塁打、21打点
2軍成績:18試合 打率3割5厘、0本塁打、3打点
コメント